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社会的暴力

Social

社会的暴力の
被害を受けている方へ

実家に帰らせてもらえない、友達と会うことを極端に嫌がる、などの束縛を受けてはいませんか。こうした妻側の人間関係を断ち切ろうとする夫の行為は社会的DVといわれます。こうした行為は経済的DVや身体的DVへとつながるケースも多く、早めに対応した方がいいでしょう。

社会的暴力とは

嫉妬心から独占欲から妻側の家族や友人、職場の人間関係などをすべて断たせようとする行為が社会的DVです。また専業主婦が就労する場合にそれらを拒むケースもあります。

 

当てはまる行為

友人関係や職場、さらには親族であっても、妻側の人間関係を断ち切ろうとします。中には、GPSなどで居場所を追跡、確認しようとする人もいます。

DVにあたる行為
実家や友人との交流を制限する
電話やメールの発信者や内容を執拗に知りたがる
外出を制限・禁止するなど

社会的暴力が続くことによる影響

夫からの干渉、執拗な確認が嫌になり、いずれは「説明するのも面倒だから、出かけるのをやめよう。言う通りにしていよう」とあきらめしまう人も少なくありません。夫の社会的DVが続くと、孤立していくのは妻自身です。自らの行動範囲を狭めることで精神的に病んでしまったり、相手のからの身体的DV、心理的DVに発展するきっかけとなることもあります。

妻や子どもを社会から隔離しようとする理由

社会的DVをする男性の多くは、自分を正当化しています。例えば「妻は社会経験があまりないから保護してあげるべき」など、社会から隔離をする原因が妻側にあると思い込んでいることもあります。一方、自分自身に自信がないために外部の情報を遮断させる人もいます。

 

社会的暴力を振るう夫と離婚するためのポイント

社会的DVの証拠になる言葉を録音しておく

社会的DVの証拠はモラルハラスメントの証拠と同じく、ほぼ言葉によるものです。ICレコーダーなどで「○○してはダメ」などの言葉を録音しておくという方法があります。

証拠を残す際には、気付かれないようにする

社会的DVを示す内容のメールやLINEなどのSNSの文言は消去せずに保存しておきましょう。社会的DVをする男性は、妻の私物も見ようとする傾向がありますので、保存していることを気づかれない(保存場所をクラウドにする、気付かれないように別なアカウントを持つなど)ことが必要です。

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