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米国テキサス州では、離婚を申請するためには、夫婦のどちらかが、テキサス州に6か月間、申請を行うカウンティ(郡)に90日間、それぞれ住んでいる必要があります。
したがって、離婚を申請する「原告」が、州外または国外に住んでいる場合、離婚を申請される「被告」がテキサス州に6か月住んでいれば、被告の住んでいるカウンティで離婚の手続を即時に開始することができます。
テキサス州の離婚理由は7つ

テキサス州の法律で規定されている離婚理由は、合計7つあります。種類としては、No-Fault DivorceとFault-Based Divorceの2つに分けられます。
1.No-Fault Divorce
No-Fault Divorceとは、性格の不一致など、夫婦のどちらにも結婚関係を破綻させた非がなく、夫婦関係に大きな溝ができて修復できない状態となっている場合を指します。これが、テキサス州の法律で規定されている1つめの離婚理由です。
2.Fault-Based Divorce
Fault-Based Divorceとは、夫婦のどちらか、または双方に、結婚関係を破綻させた非がある場合を指します。具体的には、以下の6つが離婚理由として定められています。
- 虐待行為:暴力や精神的虐待により、結婚生活が成り立たない場合を指します。
- 不貞行為・浮気
- 重罪の有罪判決:夫婦のどちらかが重罪で有罪判決を受け、1年以上収監され、恩赦を受けていない場合を指します。もっとも、もう一方の配偶者の証言によって有罪を受けた場合は、適用されません。
- 遺棄:1年間以上、意図的に遺棄した行為は、離婚理由となります。
- 別居:3年以上の期間別居すると、離婚理由となります。
- 回復見込みの無い強度の精神疾患:強度の精神疾患にかかり、精神病院に3年以上拘束されたり、回復の見込みが無い場合を指します。
以上、7つの離婚理由のいずれかに該当したときは、離婚を申請する者は、離婚嘆願書を裁判所に申請し、そのコピーを相手方に送達させます。
離婚嘆願書の内容に同意できない事項がある場合

これに対して、相手方が、離婚嘆願書の内容に同意できない事項があるときは、裁判所に異議申立てを行う機会が与えられます。
相手方の同意が得られない場合、その離婚は、Contested Divorceと呼ばれ、当事者双方が法廷へ出向いて裁判官の面前で申し立て内容を争うことになります。
離婚嘆願書の内容に異議がない場合

相手方も離婚嘆願書の内容に異議がなく、離婚の書類に署名した場合、その離婚はUncontested Divorce と呼ばれます。
相手方が、離婚の書類に署名をせず、異議申立てもしない場合もまた、Uncontested Divorceとして、裁判所で離婚を進めていくことが可能となります。
丸の内ソレイユ法律事務所がお力になれること

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