離婚したい・・・まずは何から準備する？

「離婚したい」と思った時にまず考えるべきこと

　離婚を考えだすと、もうそればかりで頭がいっぱいいっぱいになってしまい、毎日がつらくなってしまうこともあるでしょう。まず、自分が本当に離婚したいのか、離婚が必要なのか、可能な限り整理してみましょう。スマホのメモ機能でも、その辺にある紙でも構いません。まず、離婚したい理由をあげてみて、一つ一つ確認していきます。

⑴離婚理由は事実なのか

夫の浮気、モラハラ、DV、それらのことは確かな事実なのでしょうか。

⑵その問題点は改善の余地はないか

もし、浮気だとしたら、その浮気が終われば、また１からやり直したいと思えるものでしょうか。

⑶改善は無理でも、自分に許容できないか

⑷離婚以外の解決方法はないか。

⑸解決のために、夫婦で協力することはできないか

⑹最善の解決策は「離婚」なのか　

 

（お子さんがいる場合は特に） 上記のような作業は考え直すためではなく、現在の自分の考えが正しいかどうかです。きちんと冷静になることで、次のステップへの準備になります。

２，離婚を決めたら必ずおさえておきたいことリスト

まず、離婚後の生活について、客観的に考えてみましょう。

①離婚後の生活設計

養育費・財産分与・慰謝料・年金分割・・・自身の手に入るお金を考えましょう。養育費などは弊所のHPでもシミュレーション金額の想定が出せます

②自身の仕事

婚姻時に仕事をしていなかった専業主婦の方の場合、生活設計を立てるために再度フルタイムで働く先を見つけることは容易ではない場合もあります。婚姻前に手に職があって、再度それを活かすにしても、ブランクがあったりする場合は、少しずつ再開する必要があるかもしれません。ご自身の今後のためにも、就職の準備を進めておいた方がいいでしょう。

③子供の養育

お子さんが小さい場合など、公的サポートや身内の方のお手伝いが必要になってくる場合もあります。

④税金・医療保険・年金

お金の話が面倒、役所にいったり、手続きをしたりが苦手な方にとっては、それを考えただけで「面倒だから後回し！」と思うかもしれません。しかし、年金や医療保険は新たに加入する必要があるかどうかも確認が必要です。苦手だから、と放置せずに。行政の窓口、もしくは弁護士にご相談ください。

⑤離婚後の居住地

離婚後、どこに住むのかというのは非常に重要な問題です。お子さんが未就学、就学のいずれにしても、学区や環境を考慮する必要があります。通学はどうなるか、転校手続きが必要になるのかなどを含め検討しておきましょう。

 

上記５つ、これらを一つ一つ検討していきます。 生活設計が立たない、苦しくなるくらいなら離婚しない方が・・・そう思う人もいるかもしれません。もちろん、必要以上に悲観的になることもありません。 離婚後の生活の具体的なイメージをつくってから実行に移していくことが必要です。離婚準備の相談は、離婚に圧倒的な実績をもつ丸の内ソレイユ法律事務所へご相談ください。 離婚後の戸籍、離婚後のお金などについては、それぞれ詳細を説明しておりますので、是非ご覧ください。