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パワーカップル・スーパーパワーカップルとは
明確な定義はないものの、夫婦ともに高額所得者である共働き世帯のイメージが強いかと思います。1980年代後半に、DINKS(ダブルインカムノーキッズの略。まだ、専業主婦家庭が多かった時期に、夫婦共働きでお子さんを持たない家庭を指しました)という言葉がはやりましたが、彼らが今の時代にいたら、パワーカップルと呼ばれるのかもしれません。
共働き・専業主婦世帯の推移
具体的には、三菱総合研究所のレポートでは、夫の年収600万円以上、妻の年収400万円以上の夫婦合わせて年1000万円以上と定義しています。他方、ニッセイ基礎研究所によると、夫婦共に年収700万円以上の世帯と定義する場合もあり、相当幅広いものとなっています。
例えば、医師同士の夫婦の場合、夫婦ともに高額所得者であることが多いです。従前の高額所得者の夫と専業主婦の妻、という構図ではないのが特徴です。当事務所の離婚HPでは、高額所得者、医師、など、財産分与が問題となるようなケース別の注意すべき点を記しておりますので、ぜひご覧ください。
スーパーパワーカップルとは?
パワーカップルよりさらに上の階層に位置するのが、※スーパーパワーカップルです。
本記事では、夫の年収1,200万円以上、妻の年収800万円以上を満たす世帯をその目安とします。夫婦合計で年間2,000万円を超える、共働き高収入層です。
※明確な基準は無い為、弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所による定義
スーパーパワーカップルの特徴
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希少性の高さ
国税庁の統計では、年収1,200万円以上の給与所得者は全体の2%未満、年収800万円以上の女性はさらに少数派です。これを夫婦そろって満たすケースは非常に限られます。 -
職業傾向
医師・弁護士・企業役員・外資系金融のエグゼクティブ・起業家など、専門性が高く高額報酬を得やすい職種に多い傾向があります。 -
生活水準
都心の高額物件購入や、海外旅行・別荘利用、子どもの私立・海外留学なども視野に入るレベルの経済的余裕があります。投資や資産運用に積極的な人も多く、早期リタイア(FIRE)を計画する世帯も珍しくありません。
離婚・財産分与の留意点
スーパーパワーカップルの場合、婚姻期間中に形成された資産規模が大きくなりやすく、離婚時には財産分与や税務面で複雑な調整が必要となります。
たとえば、株式・不動産・退職金・企業年金・海外資産など多様な資産を保有している場合、それぞれの評価方法や分与割合を巡って争点となることがあります。
高額所得者同士だからこそ、互いの将来の生活設計や社会的立場を踏まえた話し合いが重要です。
弁護士が入るメリット
高収入世帯の離婚や財産分与は、一般的なケースよりも論点が多く、金額も大きくなります。弁護士が介入することで、
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資産の洗い出しと評価
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公平かつ有利な分与割合の交渉
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将来の生活資金を見据えた合意形成
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不動産や会社株式など専門的な財産の処理方法の提案
が可能になります。感情的な対立を避け、法的根拠に基づいた解決ができる点も大きな利点です。
まずは弁護士にご相談ください
離婚は切り出す前からの準備が重要です。
スーパーパワーカップルとしての生活や離婚に伴う財産分与・養育費などでお悩みがある場合は、丸の内ソレイユ法律事務所へお気軽にご相談ください。
経験豊富な弁護士が、あなたの立場と将来を守るための最適な解決策をご提案いたします。
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