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離婚の切り出し方|性格の不一致・子どもあり・別居中などケース別の伝え方と例文

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離婚の切り出し方|性格の不一致・子どもあり・別居中などケース別の伝え方と例文

離婚を切り出す話はとても勇気のいることです。離婚を切り出したら相手が激高するのではないか、後戻りはできない、そんな不安でストレスが続いているのではないでしょうか。また、自分から離婚を切り出してしまうと、裁判所からの心象が悪くなり、その後の交渉が不利になるのではと懸念されている方も多くいらっしゃいます。

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目次

離婚を切り出す前に知っておきたい基本方針と注意点

離婚をこちらから切り出すと決めたとしても、いったいどんな状況の時につたえたらいいのでしょうか。じっくり話し合いたいとしても、相手に伝えるタイミングや手段が重要です。

切り出すタイミングの見極め方 

離婚を切り出すタイミングは、自分の気持ちの準備だけでなく、相手の状況や家庭全体の環境も見極める必要があります。

切り出すのに適しているのは、相手が比較的落ち着いた精神状態にあり、仕事や健康面で大きなストレスを抱えていない時期です。

逆に、相手が失業・転職直後や体調不良の時期、受験などの家族イベントが重なる時期は感情的な対立になりやすいため、避けた方が無難です。

また、経済面の準備として、離婚後に自分だけで生活できる見通し(収入・住まい・貯蓄)が立ってから切り出すことで、交渉を有利に進めやすくなります。

「今が切り出すべきか迷っている」という段階であれば、まず弁護士に相談して準備状況を整理することをお勧めします。

子どもがいる場合の配慮ポイント

子どもが小さいうちは、就寝中に二人で話すこともできますが、思春期などは話す時間、場所などに気をつけましょう。就寝中に自宅で話す場合であっても、自身や相手が思いの外取り乱してしまい、お子さんが起きて気づいてしまうケースも見られます。可能であれば、子どもが自宅にいない時間帯や、自宅以外の場所で協議するのがよいでしょう。

また、仮に離婚を切り出して別居となる場合には、別居先から子どもが学校に通えるか否かがよく問題になります。離婚を切り出した結果、別居となるケースも想定されますので、子どもの通学状況も検討したうえで、離婚を切り出すか否かを検討しましょう。

子どもが受験期にある場合には、環境の変化を拒む可能性が高いので、今離婚を切り出すべきかを慎重に検討すべきです。

夫が退職など環境の変化がある場合

ご主人が退職するのを待ち、離婚を切り出す「濡れ落ち葉」離婚が流行語になってから30年以上。実は、その後の財産分与などを考えると、退職する前に離婚する方がいいのです。定年まで勤めあげたご主人をねぎらいながら離婚を切り出すのではなく、まずはその前の準備が必要です。

離婚の切り出し方についてのご相談は、東京で離婚相談に強い弁護士 丸の内ソレイユまでお任せください。

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【ケース別】離婚の切り出し方と伝え方の例文

性格の不一致で離婚したい場合

性格の不一致を理由に離婚を切り出す場合は、「あなたのここが嫌だ」と相手を責める言い方を避けることが重要です。

責める言葉は相手の感情的な反発を招き、話し合いが進まなくなるリスクがあります。代わりに「お互いにとってより良い生き方を考えたい」「このまま続けることが二人ともにとって幸せではないと感じている」というように、関係全体の問題として伝えることで、相手も冷静に聞き入れやすくなります。

例文としては、「長く一緒に過ごしてきたけれど、価値観や生活のペースの違いが積み重なって、このままでは二人とも本来の自分らしく生きられないと感じている。あなたを責めているのではなく、お互いの人生のために、話し合いたい」という伝え方が効果的です。

切り出す前に、自分の気持ちを整理したメモを準備しておくと、その場で言葉に詰まらずに済みます。

子どもがいる場合

子どもがいる場合に離婚を切り出す際は、感情的な夫婦関係の問題ではなく、「子どもも含めた家族全員の将来の安定」を軸に話すことが大切です。

「このままの状態が続くことが、子どもにとっても良い環境ではない」「離婚後も二人で子どもをしっかり支えていきたい」という姿勢を示すことで、相手も子どもへの影響を冷静に考えやすくなります。養育費・親権・親子交流についての大まかな考えをあらかじめ整理しておくと、話し合いが具体的に進みやすくなります。

例文としては、「子どものことを最優先に考えたうえで、今の家庭の状態を続けることが子どもにとって本当に良いのか、正直に話し合いたい。親権や養育費についても、きちんと話し合って、子どもが安心して育てる環境を一緒に作っていきたい」という伝え方が効果的です。

既に別居中の場合

既に別居している場合、「関係を修復して同居に戻るのか」「離婚に向けて話し合いを進めるのか」という方向性を自分の中で明確にしてから切り出すことが重要です。

別居が長期化すればするほど、裁判では婚姻関係が破綻していると判断されやすくなるため、離婚を望む場合は適切なタイミングで明確に意思表示することが大切です。切り出す際は、感情的な言い合いを避けるため、直接会うよりもまず書面やメッセージで「一度話し合いの場を設けたい」と伝える方法も有効です。例文としては、「別居してから冷静に考えた結果、関係を修復するよりも、お互いが別々の人生を歩む方が良いと感じている。離婚について正式に話し合う機会を設けてほしい」という伝え方が効果的です。相手が話し合いに応じない場合は、弁護士を通じた交渉や離婚調停を検討しましょう。

新婚の場合

結婚してまもない段階での離婚は、当事者だけでなく双方の家族や友人にも大きな影響を与えます。切り出す前に、「本当に修復の余地がないか」を改めて自問することも大切です。カウンセリングや夫婦間での率直な対話を一度試みることで、問題が解決するケースもあります。それでも離婚の意思が固まった場合は、まず配偶者に対して誠実に気持ちを伝え、双方の親族への説明は段階的に行うことをお勧めします。周囲への説明は「どちらが悪い」という話ではなく、「二人の間で話し合った結果」として伝えることで、余計なトラブルを避けられます。例文としては、「結婚してから一緒に生活するなかで、生活観や将来の考え方に大きな違いがあることが分かった。責めているのではなく、二人がそれぞれ幸せになるために、正直に話し合いたい」という伝え方が、相手の感情的反発を抑えながら対話の場を作る上で効果的です。

セックスレスの場合

セックスレスを理由に離婚を切り出す場合、「拒否され続けた」「ずっと我慢してきた」という感情をそのままぶつけると、相手が傷つき防御的になって話し合いが難しくなります。代わりに、夫婦としての関係性の方向性という視点で伝えることが有効です。「夫婦としての関係が薄れてしまっていると感じている。このまま続けることが二人にとって本当に良いのか、一度しっかり話し合いたい」というように、問題を個人の責任にせず、関係全体の状態として提示することがポイントです。

好きな人ができた場合

他に好きな人ができてしまった、ということを正直に相手に伝えた方が良いのではないか、と考える方も多いのですが、正直に伝えてしまうことで話し合いが硬直化してしまうことも多くありますのでそれは避けた方がいいでしょう。

離婚を夫から切り出す場合/妻から切り出す場合の違い 

離婚を切り出す際の状況や心理は、夫から切り出す場合と妻から切り出す場合で異なる点があります。夫から切り出す場合、妻が専業主婦や収入の少ない立場であるケースが多く、相手の生活基盤への影響を考慮した上で、財産分与・養育費・住まいの見通しをある程度示しながら話すことが円滑な協議につながります。感情的に「もう終わりにしたい」という言い方よりも、「今後の生活についてしっかり話し合いたい」と伝えることで、相手が受け入れやすくなる場合があります。

一方、妻から切り出す場合は、経済的な独立の見通しが不安な方も多く、離婚後の収入・住まい・子育てのプランを事前に整理しておくことが重要です。夫が離婚を拒否した場合の対処法も含め、弁護士に相談したうえで切り出すと、その後の交渉を有利に進めやすくなります。

いずれの場合も、感情的な口論の場ではなく、冷静に話し合える状況と場所を選ぶことが第一歩です。

参考:【裁判所】家事事件

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離婚を切り出すときの3つのポイント

相手に言い負かされないよう準備する

当事務所にも、「相手の方が弁がたつので」「夫は頭がいいので」と、心配になってご相談に来る方がいます。特にモラハラ被害を受けている場合など、相手のペースで話が進んでしまい、不利な条件で離婚をさせられてしまっているケースも見られます。共同生活の中でお互いが抱えている不満などは既に明らかになっているケースがほとんどです。また、法的な観点(慰謝料、財産分与、養育費など)から相手方と協議すべき点も、離婚を切り出すまでに準備をしておけば、ある程度予想できるケースがほとんどです。あらかじめ相手方から尋ねられる質問の内容を想定し、その答えを事前に準備してメモにまとめておくといった準備をしたうえで離婚を切り出すのがよいでしょう。

相手が逆ギレしたら冷静に距離を置く

何となく離婚の話になった時に相手が不合理な理由を並べてくるケースや、突然に逆ギレをしてくるケースでは、相手が不倫をしている可能性がありますので、その場で離婚を切り出さず、その話は後日話すこととし、まずは確実な不貞の証拠を取りにいくのがよいでしょう。このような相手が怒るケースで注意すべきは、相手から暴行を振るわれるリスクです。これまで、相手が自分に都合の悪い話になると暴力を振るう傾向にある場合などには、万が一の場合に備えて、離婚を切り出す前にあらかじめ警察に事情を伝え、警察に電話すればすぐに臨場してもらえる体制を整えておくといった準備をしておきましょう。

第三者を交えた話し合いも検討する 

当事者同士だけでの話し合いでは感情的な対立が起きやすく、合意が難しくなるケースがあります。そのような場合は、中立的な第三者を交えた話し合いを検討することが有効です。弁護士を代理人として立てることで、法的な観点から整理された交渉が可能となり、相手も感情ではなく条件として離婚を受け止めやすくなります。また、双方の親族が同席することで感情の暴走を抑える効果が期待できる場合もあります。話し合いがどうしてもまとまらない場合は、家庭裁判所の離婚調停を利用する方法もあります。調停では、調停委員(裁判所が選んだ中立的な第三者)が双方の話を別々に聞きながら合意形成をサポートしてくれます。申立費用は数千円程度と手頃で、弁護士なしでも利用できますが、弁護士が同席することでより有利な条件での合意を目指せます。

参考:【裁判所】裁判所を利用する

離婚を話すときに気をつけたい環境と姿勢

密室で、二人きりでは話さない

たとえ、録音などしていたとしても、密室で二人きりで話をしていると、感情がたかぶり、冷静な話ができなくなります。また、暴力が起きた場合など、どちらが被害者・加害者かもわからなくなってしまう可能性があります。自分の身を守るためにも、密室は避けましょう。たとえば、人の目があるカフェ、親がいる実家などで協議することがおすすめです。人の目がある分、当事者の心理として、感情的に行き過ぎた発言や行動に出にくい状況を作ることができます。

落ち着いて自分の意志を伝える。

離婚について、自分がどれだけ強い意志があるのかを示せるようにしましょう。そのためには、法律相談などに既にいっている場合などを含め、「自分は本気で考えている」という態度で挑みましょう。自分の伝えたいことを紙にまとめておくなど、いざ動揺したときも最低限のことを伝えられるようにしましょう。

関連記事:離婚したいが、できれば夫と直接話をしたくない方へ

離婚を切り出す前にやっておくべき準備

本当に自分が離婚をしたいのか、離婚後の生活がどのようになるかなどを今一度よく考えましょう。メモ書きでもいいので、文字にしてまとめてみる、信頼できる人に相談するなどしてみるのもいいでしょう。

自分の気持ちの整理

離婚したい理由を紙に書きだしてみましょう。

そして、その理由が

①事実なのか

②改善の余地はないか

③許容できないか

④離婚以外の解決方法はないか

⑤夫婦でこれ以上協力はできないか

⑥離婚が最善なのか  などを確認し、自分自身の意思を整理しましょう。

離婚後の生活設計

離婚後のお金の問題は、子供の親権とともに、離婚の際に最も重要な問題です。慰謝料や財産分与、年金分割やお子さんがいる場合の養育費など、生活をしていく上で必要な金額を考えてみましょう。離婚したい!という思いが先だって、お金のことを後回しにしてはいけません。

シミュレーションツールで養育費の算出がおすすめ

算定表を自分で読み解くのが難しいと感じる場合は、法律事務所などが提供しているシミュレーションツールを利用する方法があります。両親の年収や子どもの人数・年齢を入力するだけで、養育費のおおよその金額を自動で試算できる仕組みです。

(参照:弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所|養育費シミュレーション

弁護士へ相談する際の費用についてはこちらをご確認ください。

不倫・DVなどの場合は証拠集め

不貞の慰謝料などについては、3年で、相手が支払を拒絶した場合に受け取れなくなってしまいます。不貞などによって離婚を決意している場合など、確かな証拠を集めておきましょう。そのためにも、不貞を知ったからといって一時の感情で詰め寄ったり、すぐに結論を出したりしないようにしましょう。不貞については、相手が異性と二人でホテルに入っていく写真、メッセージアプリでの親密なやり取り、異性宅やラブホテルに長時間とどまっているGPSでの位置情報などが証拠になります。また、暴行については、暴行当時の録音録画、受傷の写真、警察への相談記録などが証拠となります。現状確保している証拠で、不貞の立証が可能か否か、追加で証拠が必要かは、過去の裁判例の傾向に沿って判断することが重要です。不貞の証拠として十分か悩んだ際には、お早めに弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。

関連記事:別居中にやってはいけないこと

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よくある質問(FAQ)|離婚の切り出し方に関する悩み

離婚の切り出すのに、一番いいのはどんな時ですか。

お互いが落ち着いている時が一番です。
離婚話を切り出す前に、相手が離婚についてどう思っているか、を探ってみてください。直接きくのではなく、普段の生活から感じ取ってください。自分はこんなに離婚したいと思っていたも、案外相手は全く気が付いていないことが多いです。突然離婚を切り出した場合に相手は激昂したり、激しく動揺して落ち込んでしまったりします。冷静に話しをするとともに、円滑に離婚を進めたい場合は相手を傷付けないような配慮も必要です。

離婚を切り出して、その場で離婚届けを書いて、一刻も早く離婚したいです。

離婚届けを出すまえに、ご自分の今後の生活のためにすべきことがあります。少し落ち着きましょう。

夫婦の同意があって、ある程度の話し合いが済み、一刻も早く離婚届けを出してすっきりしたい、そう思っている方は少なくありません。

けれども、離婚届けを出すその前に、どうしても決めておかなくてはいけないことがいくつかあります。お子さんのこと、経済的なことなど、ある程度決めて、書面にしておきましょう。離婚届けを出すのはその後です。

子どもがいる場合、どのように伝えるのが良いですか?

子どもがいる場合、最初の切り出しはまず配偶者に対してのみ行うことが基本です。
親権・養育費・面会交流などの話は、夫婦間の方向性がある程度固まってからにしましょう。子どもの前で口論になることは、子どもの心理的負担になるため避けてください(場合によっては、子どもの前で離婚を切り出したことが親権を取得するうえで不利に働くこともあり得ます。)。
子どもへの説明のタイミングは、離婚が現実的に進んできた段階で、「どちらの親も変わらず子どもを大切にしている」というメッセージを軸に、子どもの年齢と理解力に合わせた言葉で伝えることが大切です。
学校の試験期間や受験期、進学直前などの子どもにとって特に重要な時期は避け、できれば両親が一緒に落ち着いた環境で話すことが理想的です。子どもへの影響を最小限にするための進め方についても、弁護士にご相談ください。

離婚を切り出した後に相手が応じない場合はどうすればいい?

相手が離婚を拒否したり、話し合いに応じなかったりしても、すぐに離婚できなくなるわけではありません。

まずは冷静に繰り返しアプローチを試みることが大切ですが、それでも応じない場合は次のステップを検討します。

第一は弁護士を代理人として立てることです。弁護士から正式な書面が届くことで、相手も離婚の意思が本気であることを認識し、話し合いのテーブルに着く場合があります。

第二は家庭裁判所への離婚調停の申立てです。調停でも合意できない場合は、最終的に離婚訴訟に移行することになります。

訴訟では、法律が定める離婚事由(不貞行為、悪意の遺棄、3年以上の生死不明、その他婚姻を継続しがたい重大な事由)のいずれかがあれば、相手の同意なく離婚が認められます。

一人で抱え込まず、早めに弁護士に相談することが解決への近道です。

弁護士への相談はいつ行うべきですか?

弁護士への相談は、「離婚を切り出す前」が最も理想的なタイミングです。

切り出す前に相談することで、自分が受け取れる財産分与・養育費・慰謝料の目安を把握でき、交渉を有利に進める準備が整います。

また、証拠の集め方・別居のタイミング・子どもの引き渡し方など、切り出し後に起きやすいトラブルへの対処法もあらかじめ確認できます。

「まだ離婚するかどうか迷っている」という段階でも、弁護士は相談に乗ってくれます。丸の内ソレイユ法律事務所では、女性の初回相談60分を無料で受け付けています。

離婚を決意していなくても、「もし離婚したらどうなるか」を確認するだけでもご相談ください。早めの相談が、その後の人生の選択肢を広げることにつながります。

関連記事:40代・50代で離婚する家庭の特徴と、弁護士に相談する必要性

まとめ|離婚の切り出しは「準備」と「伝え方」で結果が変わる

離婚を考えているが、どのように切り出したらいいのか、切り出してもうまく離婚できるか不安・・・。そのようなお悩みは、離婚に強い丸の内ソレイユにご相談ください。性格の不一致やセックスレス、モラハラなどでお困りの方々に次の一歩を踏み出すためのサポートをいたします。

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